3000万円を悩まず楽に資産運用する方法 3選

資産形成

2018-9-18

銀行の預金口座にある程度のまとまった貯蓄ができても、お金をそのまま動かさないでおくのはもったいないです。

2018年現在の銀行の利息は雀の涙以下と言っていいでしょう。

投資によって簡単に資産を増やす方法はあるのに、銀行に留めておくのはお金を無駄にしているのと同じです。

なかには投資に興味はあるけど、無数にある金融商品の中からどれを買えばいいかわからないという人もいるかと思います。

闇雲に投資を行っても、元本が割れて損をするリスクも大いにあるので躊躇する気持ちはわかります。

しかし、世の中には素人でも安心してできる投資があります。

ここでは投資初心者の方のために、投資額が3000万円と想定して、楽に資産運用ができる方法を紹介します。

投資といっても、素人がいきなり株やFXを始めてもうまくいく可能性は低いです。

それに自分で売り買いを行うので、株式の動向を見極めたり、株やFXについての勉強をする必要も出てきます。これでは、時間と労力を使い楽な資産運用とはいえません。

楽な資産運用とは、元本割れしない金融商品を買うか、投資のプロに資産運用を依頼するのです。

そうすれば、自分は何もせずに資産を増やすことができます。投資の素人でも簡単に資産運用できる方法が、これから紹介する「国債」、「インデックスファンド」、「ヘッジファンド」です。

1、一番手堅い資産運用、国債の購入

 

国債は日本で一番堅実な資産運用です。国債と聞くと、日本の借金だとメディアでしきりに膨れ上がった国債が取り上げられ、また財政破綻しかかったギリシャの例もあり、マイナスイメージがあるかもしれません。

しかし、日本の国債はギリシャとは状況が違い、買い手のほとんどが日本国民であるため、紙幣を刷って返済することができます。

ギリシャの場合は、外国にお金を借りていて通貨がユーロだったため、自国で紙幣を刷ることができずに破綻の危機に直面しました。

それに、世界では円は安定資産とみられており、ドル、ユーロに並んで信用されている通貨になっています。

このような観点から、日本の財政が破綻する可能性は極めて低いのです。

 

国債は年に2回、銀行に預けておくよりは多く金利がつきます。

ハイリターンこそありませんが、個人向けの日本国債は元本保証なので、途中で解約しない限り資産が減ることはありません。

個人向け国債には固定3年型、固定5年型、変動10年型の3種類がありますが、おすすめは変動型10年です。

 

固定型は金利が固定なので、2018年8月現在の金利で購入しても、プラスは微々たるものです。

しかし、変動型の金利はそのときの長期金利の66%なので、この先長期金利があがることがあれば連動して利率が上がります。変動型は満期は10年ですが、国債は購入して最初の1年が経過すれば途中でおろすことも可能です。

 

しかし、注意したいのが途中でおろすことで発生するペナルティです。

ペナルティといっても、過去1年の金利額を返却するだけなので、元本割れが起きることはありません。

3000万円を銀行に預けておくよりは利益が得られ、お金のプロを介さないので手数料も取られませんが、大きく増やしたいと考えている方には物足りないでしょう。

2、長期投資で安定した利益が期待できるインデックスファンド

 

金融の専門家にお金を預けて自分の代わりに資産運用してもらうことを投資信託といいます。

インデックスファンドは投資信託の一種で、東証株価指数やニューヨークダウ平均株価などの株価指数と連動する投資信託になります。

投資信託は資産運用を任せる手数料がかかりますが、インデックスファンドはその料金が格段に安く、投資の0.2%や0.1%という金額も珍しくありません。

インデックスファンドはその指数に沿って機械的に売買を行うので、投資信託運用会社に人件費がかかりません。

そのため、手数料が安く済むのです。3000万円という資産を運用する場合は、手数料もバカにできません。

 

金融のプロがリサーチして株の購入を決めるアクティブファンドの手数料は1%~2%の間のものが多いですが、年間で1%だと30万円の手数料が必要で、0.1%ならば3万円で済むことになります。

2つのファンドが同じ利回りだったとしても、インデックスファンドの方が27万円も得するのです。

インデックスファンドは長い目で見ると年間に4~5%程度の利率が期待できます。

 

インデックスファンドを買っても株価指数が増えなければ利益が出ないだろうと思っている方もいると思いますが、株価指数は将来起こりうる要因をすべてひっくるめて値段が決まります。

人口減少やデフレ経済といったマイナス要因も織り込んでの株価指数なので、経済が停滞しているからといって株価が下がるわけではありません。

予想通りの低成長が続くのなら、株価はあがり続けます。また、分散投資をしているので、投資していた会社が1つダメになっても失う額は小さく済みます。

 

リスクは小さく、そこそこの金利が得られるため、インデックスファンドは長期投資に適しています。

年に1度分配金はもらえますが、少々の額になります。

インデックスファンドを売ったときにまとまった利益が得られます。3000万円だと10年運用し続ければ、1800万円程度の利益が期待できます。

3、ハイリターンが期待できるヘッジファンド

 

ヘッジファンドは、富裕層などから私募による資金を集めて運用するファンドです。

先に紹介した国債やインデックスファンドは1万円からでも投資ができますが、ヘッジファンドはまとまった元本が必要になります。

海外では投資は1億円からというところもあります。

日本では1000万円から始めることができるヘッジファンドもあるので、資産3000万円だとそのあたりの会社を利用するのがいいでしょう。

 

ヘッジファンドの特徴は、ハイリターンでリスクは少ないということです。

ハイリターンと言われればハイリスクがつきものと思いがちですが、ヘッジファンドはリターンに対してリスクはそれほど高くはありません。

その理由は、株式市場がどのような状況でも利益を出すことを目標とする「絶対収益」を追及した運用を行っているからです。つまり、ヘッジファンドは、株価が下がって投資信託ではリターンを出せない時期にもリターンを目指しているのです。

なぜそのようなことが可能かというと、ヘッジファンドには投資に関する規制があまりなく、投資信託ではできないような、「先物取引」や「株の空売り」などといった多種多様な投資が可能だからです。

 

国内の運用会社の実績を見てみると、ヘッジファンドは年間に20%前後の利率が期待できます。

高いリターンですが、ヘッジファンドは運用手数料のほかに成功報酬を支払う必要があります。

成功報酬の相場は収益の20%になります。

 

例えば、3000万円を投資して1年で3600万円まで増えたら、利益の600万円から20%つまり120万円を運営会社に支払うので、投資家の利益は480万円になります。

それでも、インデックスファンドよりもずっと高い利率を得ることが期待できます。

 

ハイリターンが期待できるヘッジファンドですが、過信は禁物です。

1990年代のアメリカで、ノーベル経済学賞の受賞者など世界トップレベルの投資のプロを集めて作ったヘッジファンドの運用会社がありました。

最初の4年こそ40%を超える利益を上げていましたが、1997年のアジア通貨危機と、翌年のロシア財政危機の煽りを受けて会社がつぶれたという事例もあります。

 

世界のトップレベルの頭脳でも、金融市場における不測の事態を予見することはできないのです。

投資したヘッジファンドの運用会社が10年後も残っているという保証はどこにもありません。

もう十分利益を得たと思ったら、適当なところで切り上げるのが最適でしょう。

4、資産運用の方法はあなた次第

 

国債とインデックスファンドはネット証券から購入することができます。

ヘッジファンドは、取り扱いがある証券会社を介してか、ヘッジファンドの運用会社の公式ホームページにあるお問い合わせフォームから連絡を入れるなどしてコンタクトを取りましょう。

3000万円を投資するなら投資先を一つに絞ってもいいですし、リスクを分散させるためにヘッジファンドに1000万円使って、残りはインデックスファンドに回すという方法もあります。

各運用方法の特徴を理解して、自分が納得できる投資をしましょう。

investor X 編集部

将来を豊かに過ごすために、自己資金の資産運用が必ず必要になります。
そこで、今有望な投資先として注目のヘッジファンドやアクティビストファンドについてもわかりやすく、みなさんの疑問にお答えしていきます。
あなたにピッタリの投資方法探しのお手伝いができましたら幸いです。

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