リスクを軽減して4000万円を8%以上で運用する方法

資産形成

2018-10-17

日々の仕事である程度まとまった資産を手に入れた方が、さらに資産を増やす上で検討しなければならないのが「投資」です。

今の日本は徹底的な低金利政策により、ただ預金口座にお金を預けているだけでは全くもって資産は増加しないでしょう。

しかしながら、いざ投資をしてみようと思ってみても株式や国債、不動産にはたまた今話題の仮想通貨等、千差万別な投資対象が存在するためにどれが適切な投資対象なのかがわからない方も多いでしょう。

また、投資と聞くとどうしても常に相場の値動きを気にしなければならないイメージが強く、ポジティブな印象を受けない方も相当数いると思います。

今回は、投資初心者が安全にリターンを得ることのできる方法を紹介していきます。

 

投資と聞いてまず初めに思い浮かべるのはやはり「株式投資」でしょう。

株式投資はネット証券会社の台頭により、始めるのは簡単になりましたが、多くの人が株式投資によって資産を減らしたり失ったりしています。

その理由は、リスクを分散できない点にあると言えます。

 

4000万円を個別株によって資産運用するとしたとき、1000万円ずつ4つの企業の株を買ったとしましょう。

そうすると、4つのうちどれか1つの企業の株価が下落しただけで資産は大打撃を受けてしまいます。

そういった対策のために今度は4000万円を400万円ずつ10社に分散させたとします。

今度は1社が資産に与えるリスクは軽減されますが、10社分の情報を追う必要が生じるため時間コストが増加します。

さらに、いくら確実に企業や経済の情報を追うことができたとしても、不祥事や大量リコール等のアクシデントまで予測することは不可能です。

 

これまで健全な経営を続けてきた企業が実は粉飾決算をしていたり、突然の訴訟で多額の賠償金を払うことになってしまったりするということは多々あります。

個人の資産・個人のリサーチの上に成り立つ個別株投資は、どうしても限界がでてきてしまうためリスクの高い投資手段となってしまいます。

1、投資信託という選択

 

個別株のリスクを確認したところで、リスクを抑えた資産運用としておすすめの手段は何だと思いますか?

答えは「投資信託」です。

投資信託という名前はよく見るけれどもどういうものなのかわからないという方も多いと思います。

投資信託とは、お金をプロに預けて自分に代わって運用してもらう金融商品です。

 

例えば、ある指数(例えば日経平均)に連動して運用することを目的とした投資信託を購入したとすると、同じ投資信託を購入した顧客の資産がいったんひとまとめにされて、まとめられた資産をプロが株式等に投資して日経平均の値動きに追従するようにします。

 

投資信託のメリットは、「容易な分散投資」と「相場を追わなくていい」ところにあります

個人の資産では購入できる株式の種類に限界がありますが、投資信託は顧客の資産をひとまとめにして運用するため運用資金の額が個人とは桁違いになります。

それに加えて、プロが運用してくれるため、相場を常にチェックする必要がありません。

日中は仕事をされている方や、投資によって神経をすり減らしたくない方には投資信託はうってつけの金融商品でしょう。

2、こんな投資信託はやめておこう

 

今まで投資信託の低リスク性にフォーカスして紹介をしてきましたが、実は投資信託だからといって全てが安全かと言われればそうでないのが現状です。

投資信託には満期で換金されるものと、運用益を上乗せして毎月分配する二つの形式があります。

投資信託を購入する際に、大金を預けるにはやはり不安から定期的に手元に資産が戻ってくる毎月分配型の投資信託を購入してしまう方が少なくないです。

 

しかしながら、毎月分配型はその特性上、運用が上手くいっていないときに気付きにくいというデメリットがあります。

例えば4000万円を利回り10%で12か月かけて分配する投資信託を購入したとしましょう。

1か月目は4000万円を12で割った333万円に10%を加算した366万円が分配されたとします。

2か月目、3か月めも同じように366万円が分配され、最後には無事総額4400万円が手元にあるのが理想です。

しかしながら、途中で運用が上手くいかなかった場合でも、顧客から預かった4000万円を切り崩して分配することができるので、しばらくの間は見かけ上利回り10%を維持できてしまいます。

 

最後の最後に運用が上手くいかなかったことが告げられ、最悪の場合は元本割れしてしまいます。

早めに運用の不調に気づくことができれば元本割れする前に解約できたかもしれないのに、毎月分配されることで気づきにくくなってしまっているのです。

こういった毎月分配型を揶揄して「毎月分配型はタコが自分の足を食べている」とまで言われています。

もちろん、全ての毎月分配型投資信託が「タコ足」だとは言いませんが、毎月分配型特有のリスクもあることは頭に入れておいた方がいいでしょう。

3、狙い目は国際型投資信託!プロに任せて世界中に投資しよう

 

投資信託にはそれぞれテーマがあります。日経平均に連動することを目標にしたり、AI関連の企業に投資したり、アメリカを中心に投資したりと種々様々なものが販売されいます。

その中でも特に8%以上の運用益を狙うには国際型の投資信託をおすすめします。

国際型投資信託とは、投資対象に日本以外の国の企業が含まれているものを指します。

世界の資本主義が加速し、各国が経済発展を遂げる中、アメリカや中国等と比較すると日本は経済成長率があまり高くありません。

そこで、プロが代わりに運用してくれるという投資信託の性質を最大限に活かして、個人が情報を集めにくい外国に投資してくれる投資信託を購入するのが良いでしょう。

 

商品ごとにリスクがやや高めの新興国メインやリスクの低い欧米先進国メイン、その中間にあたるバランス型などに分かれていると思うので、自分がどれだけリスクを軽減させたいのかという価値観から商品を選択していきましょう。

投資信託を購入する際には、ネットではなく実店舗の場合は自分のニーズにあった商品を紹介してもらえたり総合的なアドバイスをもらうことができるので、不安な場合は相談に行ってみるのも良いでしょう。

4、長期的な視点で資産形成をしよう

 

4000万円を8%の利回りで資産運用するには、貯蓄だけでは不可能です。

そんな中、「リスクはなるべく抑えたいけど、利回りはなるべく高めたい。でも、専門的な知識はない」という一見すると無理難題を叶えてくれるのが投資信託です。

 

今までの紹介ですと、投資信託は完全にプロに任せっきりというイメージがあるかもしれませんが、もしも自分で「アメリカが伸びる」「AIが伸びる」といった独自の経済観を持っている場合はそれに対応した商品を選ぶことで自分の判断を投資に組み込むことができます。

そんなところも投資信託のおもしろいところでしょう。

また、資本主義経済というスケールで見たとき、短期的な視点で見ると浮き沈みがありますが、長期的な視点で見ると成長を続けています。

 

投資信託は1週間や1か月といった短いスパンでは損失を抱えるかもしれませんが、長期的に保有することによって着実に運用益を出していくことでしょう。

そもそも、短期で利益を上げることを狙うのは、投資ではなくギャンブル要素の絡む「投機」になってしまいます。

投資というのは長期的な視点の上に成り立っていると覚えましょう。

そうであるならば、何十年間も預金口座に資産を入れておくくらいなら、投資信託を購入した方が低リスクで資産を増加させることができると思いませんか?

investor X 編集部

将来を豊かに過ごすために、自己資金の資産運用が必ず必要になります。
そこで、今有望な投資先として注目のヘッジファンドやアクティビストファンドについてもわかりやすく、みなさんの疑問にお答えしていきます。
あなたにピッタリの投資方法探しのお手伝いができましたら幸いです。

関連記事一覧