特別な金融サービス【プライベートバンク】の魅力4選と開設基準

資産形成

2018-12-28

皆さんは、「プライベートバンク」について聞いたことがあるでしょうか。

「お金持ちが使う特別な金融サービス」というイメージをお持ちの方が多いのではないでしょうか。

 

一部の富裕層のみが利用することが出来るプライベートバンクの世界について今回は徹底的に解説します。

1、プライベートバンクとは

 

プライベートバンクには、様々な定義がありますが分かりやすくいうとプライベートバンクとは、一部の銀行で提供している富裕層専門のサービスになります。

 

プライベートバンカーという専属の担当者が付いて金融サービスだけでなく人生を充実させる様々な特別なサービスを受けることが出来ます。

ではこのプライベートバンクのサービスを受けるための基準はどのようなものなのでしょうか?

2、プライベートバンクを利用出来る基準

 

プライベートバンクを利用することの出来る基準は、各銀行で異なっています。大抵の銀行は、金融資産1億円以上保有していることが最低基準になっています。

 

しかしこの1億円というのはあくまで最低基準であり、本格的なプライベートバンクのサービスを利用するには、最低5億円以上の金融資産を保有していることが最低基準になっていることが多い印象です。

 

野村総合研究所の調査によると、日本では、1億円以上5億円未満の金融資産を保有している世帯は約120万世帯あるようです。

5億円以上になると約8.4万世帯になります。プライベートバンクはごく限られた富裕層のみが利用することが許された特別なサービスなのです。

3、プライベートバンクの魅力

 

この章では、プライベートバンクの魅力について紹介します。プライベートバンクの主な魅力は、「金融商品を完全オーダーメイド出来ること」「担当者が変わらないこと」「金融商品以外の相談をすることが出来ること」「非金融以外のサービスも受けることが出来ること」の4つをあげることが出来ます。

(1)金融商品を完全オーダーメイド出来る

一般の証券会社や銀行の顧客の場合、すでに出来上がった金融商品を購入するのが一般的です。

投資信託や債券など当たり前ですが、決まった条件のものを紹介され購入するかどうかを顧客が決めていく方式です。

もちろん、上顧客になれば、IPO(新規公開株)を分けてもらえたり、債券の条件を良くしてもらえることはあります。

 

しかしプライベートバンクで提供される商品は、一般の金融商品とは全く違います。

顧客は、担当のプライベートバンカーと相談をして既存の金融商品ではなく、1から条件を決めた金融商品を購入することが出来ます。

 

分かりやすい例でいうと仕組債です。仕組債とは、日経平均株価などに連動した特別な仕組みを入れた債券です。一般の顧客は決められた条件の仕組債を購入することしか出来ませんが、プライベートバンクの顧客の場合は、違います。

金利や償還条件などをプライベートバンカーと相談して決めていくことが出来ます。

 

当然、一般に販売されている仕組債とは次元の違う好条件の仕組債を購入することが出来るのです。

このようにプライベートバンクを利用すると一般では販売されていない好条件の金融商品を購入することが出来ます。

(2)担当者が変わらない

一般的に証券会社や銀行の担当者は、長くて5年、短ければ1年で交代します。しかも担当者のレベルは本当にまちまちですので当たり外れが非常に大きいのが実情です。

 

良い担当者に恵まれれば良いのですが、一般の担当者は、「数字」に追われているので、収益至上主義になっている担当者も多いです。

しかし、プライベートバンクの担当者であるプライベートバンカーは一般の担当者とは全く違います。

 

金融商品やマーケットの知識はもちろんですが、相続や不動産などの知識も非常に高い水準のものを持っています。それもそのはずで証券会社や銀行の超一流の担当者がプライベートバンク部門に集まるからです。

プライベートバンカーには異動がないことが多いので生涯そのようなレベルの高い担当者に担当をしてもらえることは大きなメリットになります。

(3)金融商品以外の相談をすることが出来る

プライベートバンクというと、金融商品のみを扱っているイメージがありますが実際は全然違います。資産を殖やす、資産を守るために金融商品だけでなく不動産などあらゆるサービスを受けることが出来ます。

例えば不動産では、一般にはなかなか出回っていない物件の紹介などを提携の不動産会社と協働して紹介してくれます。

 

また富裕層にとって税金は常に頭を悩ます問題です。確定申告に強い税理士は世の中に山ほどいますが、資産税に強い税理士は少ないです。

プライベートバンクでは、金融商品の税制や贈与税、相続税に強い税理士を紹介してくれます。

 

また人間誰しも起きる相続にも非常に詳しく、相続税の対策についても弁護士や税理士とチームを組んで取り組んでくれます。このように金融サービスだけではない人生のあらゆる相談に乗ってくれるのがプライベートバンクなのです。

(4)非金融以外のサービスも充実

プライベートバンクが行ってくれるのは、金融サービスだけではありません。

富裕層は、忙しく時間がない方が多く非常に魅力的なサービスになります。

①旅行のアレンジをしてくれる

プライベートバンクは、旅行のアレンジもしてくれます。

富裕層には、一定のこだわりがある人が多いのでそんな富裕層にも満足してもらえるような旅行のプランを作ってくれるのです。

 

プライベートバンクは、コンシェルジュサービスを扱っている会社と提携していることが多いので、一般の人では入ることの出来ない場所や高級ホテルの特別な部屋など様々なコネクションがあります。

富裕層の皆さんにも満足頂けるプランを提供することが出来るのです。

②接待や記念日などのためにレストランの予約などをアレンジしてくれる

プライベートバンクを利用する人たちは、接待に使うレストランや、記念日のプレゼントなどにもこだわりがあります。先ほどのコンシェルジュサービスと連携してシチュエーションにあったプランを提案してくれます。

 

例えば妻へのプレゼントで「何の映画か忘れたが、その映画に出ていた女優が付けていたネックレスを探して欲しい」などの無茶な要求でもしっかり対応することが出来ます。またゴルフ場の手配なども当然のように行ってくれます。

③子供の教育の相談をしてくれる

プライベートバンクを利用する人は、子供の教育にも熱心です。

子供の教育プランを一緒に練ってくれたり、進学先候補の情報などを独自のルートから見つけてくれます。また夏休みにサマースクールを開催したり、留学先の情報を集めてくれたりもします。

④最先端医療や老人ホームなどの相談をしてくれる

プライベートバンクを利用する人は、健康に注意している人がとても多いです。

顧客の健康のために最先端の医療情報や医療施設、また高級老人ホームの情報などもプライベートバンカーは提供してくれます。

 

いかがでしたか?

富裕層を相手にするサービスだけあってプライベートバンクで提供しているサービスは一般では考えられないくらい充実しています。

本格的なプライベートバンクのサービスを受けるハードルは確かに高いです。しかし富裕層の仲間入りをすればこのようなサービスを受けることが出来るのです。

人生を充実させるため是非プライベートバンクのサービスを受けることを目標にするのもいいかもしれません。

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