退職金をゼッタイに減らさないリスク管理のポイント

資産形成

2018-8-8

定年退職をした後に、退職金をどのように使うか悩む方もいるでしょう。

退職金の運用で資産を増やし、セカンドライフに備えることもできます。

しかし、退職金の運用にはリスク管理が大切です。退職金の全てを資産運用し、それが失敗すると大変なことになってしまいます。

これから、資産運用で退職金を減らさないためのリスク管理や金融商品についてご説明しますので、参考にしてください。

 

1、退職金の資産運用における、リスク管理のポイント1「失敗しないことが大切」

 

退職金を資産運用する時は、「失敗しないことが大切」です。

働いている世代の人が資産運用をする時は、増やすことを目的にしてリスクが高い商品へ投資することもあるでしょう。

 

しかし、退職をした人にとっては、リスクのある商品よりも失敗しにくい商品を選ぶことが大切です。退職金を受け取ってから始めると、約20年~30年ぐらいの運用期間になります。その間に経済状況が大きく変化するとは限りません。

 

よって、安定的に利回りがある金融商品を選び、リスク管理をすることが重要です。

退職金で資産運用をする時は、生活費に必要な額は残し、その他の余剰金で運用しなければなりません。

生活費だけでなく子供や孫に掛かる資金や医療費などもあるので、貯金はあった方がいいでしょう。

いざという時に現金へ換えられる金融商品を1つでも持っていれば、安心して運用できます。

 

資産運用で失敗しないためには、長期投資や分散投資をすることです。

長期投資を意識すれば、価格の下落などがあっても焦りません。

すぐに利益を増やす方法よりは、ゆっくりと資産を増やす方法にしていると、気持ちに余裕が生まれます。

 

分散投資なら、ある金融商品で失敗しても、他で補える可能性が高いです。

よって、一つの商品だけに投資するのではなく、分散させるようにしましょう。分散させる時は、商品の種類だけでなく国や期間・受取方法などで違う方法に投資することがポイントです。

 

2、退職金の資産運用における、リスク管理のポイント2「元本保証は最善ではない」

 

リスク管理のポイントとして「元本保証は最善ではない」ということを理解しておきましょう。

退職金を運用する人は、元本保証が大切と考えがちです。

元本保証とは、全運用期間で元本の額が減らないことをいいます。

つまり、支払われる時には、元本の満額と利率などで増えた金額が支払われる方法です。この方法にすればリスクは少なく、老後の生活費が確保できます。

 

しかし、資産運用という考え方にすると、元本保証がある金融商品では、少しの利益しか得ることができません。

退職金は大きな額になるので、リスクに怯えすぎると効率的な資産運用にはならないでしょう。

 

3、退職金の資産運用における、リスク管理のポイント3「達成したい目標を定める」

 

「達成したい目標を定める」も、重要なリスク管理のポイントです。

特に、達成したい利回りについて目標を決めるといいでしょう。

 

そのためには、資産運用におけるポートフォリオを作成し、シミュレーションをすることが大切です。

資産運用の目的と達成額を決めれば、運用への考え方もみえてくるでしょう。

 

また、利回りの目標によって、適した金融商品は変わってきます。

退職金を大きく増やしたい時には、リスクはあっても高い利回りの商品が最適です。

 

リスクを少しでも減らしたい時は、元本保証のある商品になります。

よって、今後の生活費として必要な資金などを計算し、目標額を設定してみましょう。

目標の設定時には、経済状況の変化なども考慮しておくことが大切です。

 

例えば、インフレになった時は、市場にも大きく影響が出るでしょう。

投資した商品にも影響が出るので、経済状況の見極めや変化への対策が必要です。

 

4、元本保証で安心できる「国債」

 

国債は、比較的元本保証がされている金融商品です。

国が倒産することは少なく、安心して持っていられるものでしょう。

運用する期間も、固定金利5年・3年、変動金利10年などから選択でき、投資金額も選べます。

 

変動金利にすれば、金利が高くなった時には利息も高くなります。

もし、金利が低くなってしまっても、最低限の利息は確保できます。

退職金で国債に投資する時には約3年分の生活費は残し、それ以降の生活費分を運用するのも手段です。

 

5、生活費の貯蓄なら「定期預金」

 

退職金の資産運用をする時にリスクが少ない方法として「定期預金」があります。定期預金にすれば、通常の貯金よりも利率が高くなることはメリットです。

 

しかし、その他の金融商品に比べると、利率が高いわけではありません。

リスク管理のできる安定した資産運用方法になりますが、大きな利益には繋がらないでしょう。

 

定期預金は、満期の日がくるまで引き出すことはできません。しかし、契約の期間や金額については、設定ができます。

確実に今後の生活費を確保するためには、有効な方法でしょう。

 

6、富裕層に人気の「ヘッジファンド」

 

「ヘッジファンド」とは、世界の富裕層に人気がある資産運用方法です。

ヘッジファンドとは資産運用会社のことで、高金利な商品だけを集めて、投資の専門家が運用をしています。

 

ヘッジファンドのメリットは高金利な商品が多く、受け取れる利益が高いことです。

ヘッジファンドの会社は、利益が出た人から得た報酬金で運営をしていますので、資産運用が成功しないと、会社を運営していくことはできないのです。

よって、経験や実績のあるプロの投資家が、絶対的利益が確保できるように運用しています。

 

しかし、高金利な商品のため、リスクがあることを知っておかなければなりません。

ヘッジファンドのファンドマネージャーは絶対的利益を追求しますが、失敗した時の損失は大きいでしょう。

 

また、ヘッジファンドは、投資できる最低金額が決まっています。例えば、最低100万円の用意がないと、運用はできません。

通常は1000万円単位で運用をしていることが多いでしょう。

退職金をもらった時に、数千万の資金があるのであれば、ヘッジファンドに投資する絶好の機会になります。

 

成功した時のリターンも大きく、それを活用してさらに増やす運用もできるでしょう。

ヘッジファンドをする時は、特徴やメリット・注意点などを理解してから行うことが大切です。

 

7、プロに任せらせる「投資信託」

 

「投資信託」とは、投資家から集めた資金を専門機関が運用することです。

運用した成果が出た時には、分配金などで投資家に配分します。

 

専門機関に運用を任せるので、プロに任せられる安心感があるでしょう。

投資信託のメリットは、少額でも購入できることです。例えば、1000円や1万円などから始められる商品もあります。

 

また、分散投資できることもメリットでしょう。

資産運用におけるリスクも分散し、大きな損失が出ることを防いでくれます。

しかし、投資信託のデメリットは、手数料が掛かり元本割れの可能性もあることです。投資信託では商品の購入ごとに手数料が掛かってしまいます。

 

つまり、多くの商品に分散投資すると、手数料だけで多くの金額を支払うことになるのです。

手数料を少しでも少なくしたい場合は、手数料無料やポイントでキャッシュバックなどのキャンペーンをしている時があるので、そのような証券会社や時期を選ぶといいでしょう。

 

投資信託は、運用が成功しなかった時は、値下がりすることもあります。

よって、元本割れの可能性があることを知っておくことが大切です。

 

8、上手に資産運用をして、退職金を増やしてみよう!

 

退職金で資産運用をする時には、なるべく減らさないようにするリスク管理が必要です。

そのためには、目標額の設定やシミュレーションを行い、失敗しにくい金融商品を選ぶようにしましょう。

資産運用の方法として、リスクが少ない「国債」「定期預金」などを選ぶのも一つの手段です。しかし、高い利回りは期待できません。

 

「ヘッジファンド」「投資信託」なら、リスクは高めですが大きな利益を得やすいでしょう。

それぞれの特徴をしっかりと理解し、上手に退職金を資産運用してみてください。

 

investor X 編集部

将来を豊かに過ごすために、自己資金の資産運用が必ず必要になります。
そこで、今有望な投資先として注目のヘッジファンドやアクティビストファンドについてもわかりやすく、みなさんの疑問にお答えしていきます。
あなたにピッタリの投資方法探しのお手伝いができましたら幸いです。

関連記事一覧