コーポレートガバナンスとは?その意味と投資先の選び方

ファンド投資

2019-1-17

みなさんは、コーポレートガバナンスという言葉を聞いたことがあるでしょうか?

コーポレートガバナンスとは、企業の不正行為の防止と競争力・収益力の向上を総合的にとらえ、長期的な企業価値の増大に向けた企業経営の仕組みのことをいいます。

 

日本語にすると、「企業統治」といった意味になります。株式投資をする際に、コーポレートガバナンスは非常に重要な投資判断の材料になります。今回は、コーポレートガバナンスについて徹底的に解説していきます。

1、なぜコーポレートガバナンスは重要なのか?

この章では、コーポレートガバナンスが重要な理由について説明していきます。コーポレートガバナンスが重要な理由は2つあります。

(1)企業ぐるみの不正の防止

コーポレートガバナンスが重要な理由の1つ目は、企業ぐるみの不正を防止するためです。日頃から監視委員会などが経営状況について監視をしていないと、企業ぐるみの不正が起きてしまう可能性があります。

分かりやすい例でいうと2005年に起きたライブドア事件です。

ライブドアでは、取締役と経営を監視するはずの監査法人がゆるい関係であったことから取締役会の暴走を引き起こしました。

 

企業ぐるみの不正が発覚すると当然株価は暴落します。

そのような不正を未然に防ぐためにコーポレートガバナンスは、重要なのです。

(2)透明性の高い情報開示

コーポレートガバナンスが重要な理由の2つ目は、透明性の高い情報開示のためです。

株式投資をする際、対象の企業が公表する企業情報は、非常に重要な投資材料になります。

しかし公表された情報に透明性がないと投資するかどうかの判断を行うことが出来ません。

コーポレートガバナンスが機能していないと情報開示の透明性が担保されないのでコーポレートガバナンスは、重要になるのです。

2、コーポレートガバナンスが機能している会社の基準

この章では、コーポレートガバナンスが機能している会社を選ぶ時の基準について説明します。

(1)社外取締役が複数いること

コーポレートガバナンスが機能しているポイントの1つ目は、社外取締役が、複数いることです。

社外取締役がいないと、どうしても自社の経営状況のみに目がいってしまい視野が狭くなってしまいます。社外取締役が複数いることで、取締役会の牽制機能が働くことになります。

(2)監視体制を強化していること

コーポレートガバナンスが機能しているポイントの2つ目は監視体制を強化していることです。

取締役会、監査役会、執行役員会を設置して、相互管理体制の強化を図ることが大切です。また、社外監査役、社内監査役を設置して監査機能を充実させているかどうかも大きなポイントになります。

(3)IRへの取り組み状況

コーポレートガバナンスが機能しているポイントの3つ目は、IRが充実しているかどうかです。

IRとは、Investor Relationsの略です。企業が株主や投資家に対し、財務状況など投資の判断に必要な情報を提供していく活動全般を指します。最近多くの企業がホームページにIR単独のページを設けています。

IRが充実しているかどうかは、コーポレートガバナンスが効いているかどうかの重要な判断材料になります。

(4)ROEが8%以上の会社

コーポレートガバナンスが機能しているポイントの4つ目は、ROEが8%を越えているかどうかです。

ROEとは自己資本利益率のことをいい企業の稼ぐ力を見る指標になります。ROEが8%超えているかどうかもコーポレートガバナンスが機能しているかどうかの重要な判断材料になります。

しかしROEに関してはすでに高い比率であると株式の割安感は薄れるため投資対象として微妙な場合もあります。ROEに関しては、今後の成長性を加味して判断する必要があるでしょう。

3、コーポレートガバナンスが機能している会社3選

この章では、コーポレートガバナンスが効いている会社を3つ紹介します。株式投資する際の参考にして頂ければ幸いです。

(1)花王

1つ目の会社は、「花王」です。花王は、一般社団法人日本取締役会が主催する「コーポレートガバナンス・オブ・ザ・イヤー」の大賞に輝いた企業です。

花王は、社外取締役を3名配置しており、監査役も社内監査役が2名、社外取締役を3名配置しています。IRも非常に充実しており透明性の高い会社ということが出来ます。ROEは、年々伸びており2017年12月の決算では、19.78%になっています。花王は、コーポレートガバナンスイヤーにふさわしい実績を上げている会社になります。

(2)伊藤忠商事

2つ目の会社は、「伊藤忠商事」です。伊藤忠商事は、大和証券の関連会社である大和IRが主催している、「2018年インターネットIR表彰」において、3年連続で「最優秀賞」を受賞するとともに、今年は総合評価得点ランキングにおいても1位を獲得しました。

IRの充実度が高い会社ということが出来、コーポレートガバナンスが効いている会社ということが出来ます。

(3)HOYA

3つ目の会社は、HOYAです。HOYAは、取締役会の半数以上が社外取締役で構成されています。

1995年に社外取締役制度を導入するなど、早い段階から積極的にコーポレートガバナンスの充実を図っている会社になります。

4、コーポレートガバナンスを考え割安株に投資するならアイアンオックスがおすすめ

Iron Oxe Associates LLC

今までのところで、コーポレートガバナンスの重要性やコーポレートガバナンスが機能している企業についてご理解頂けたかと思います。

そんな投資家におすすめなのが、アクティビストファンドの1つアイアンオックスです。

以下のパフォーマンスのとおり素晴らしい運用成績をあげています。

 

<参考:アイアンオックスのパフォーマンス>

2015年 29.24%

2016年 45.26%

2017年 27.09%

2018年 18.13%(11月時点)

 

アクティビストファンドとは、簡単にいうと「物言う株主」が運用するファンドのことです。

2000年代に村上ファンドが日本でも話題になったのでご存知の方も多いのではないかと思います。

アクティビストファンドは経営に積極的に口を出し、企業価値を上げていきます。

その中でも、アイアンオックスは、割安な株に投資しているのは、もちろんのこと、コーポレートガバナンスを機能させ、企業価値の向上を他の株主にも積極的に働きかける活動をしています。

そのため、アイアンオックスが運用しているファンドの実績は非常に高いパフォーマンスを出しているのです。

是非、アイアンオックスへの投資を検討してみてはいかがでしょうか?

 

<参考:アイアンオックスの投資先>

三東工業社
横浜丸魚
進学会ホールディングス
クリップコーポレーション
エバラ食品
サンエー化研
日和産業
昭和パックス
尾張精機
新潟放送
萬世電機

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