自分の資産は自分で守る!詐欺ファンドを見分け方のポイント4つ

ファンド投資

2018-9-17

資産は、ただ保有しているだけでは増えません。資産を増やしたいなら、投資がおすすめです。

しかし、投資は、上手に活用すれば大きな利益が得られる場合がありますが、リスクもあります。

そのため、資産投資を考えているなら、利益だけでなくリスクについても考えなければなりません。

特に、さまざまなファンドが存在するため、しっかり調査をし、信頼できる業者・商品を選ぶことが大切です。

 

詐欺ファンドに投資をしてしまうと、大切な資産を失うことにもなりかねません。

それでは、自分の資産をしっかり守り、安全に増やすためにはどうしたらよいのでしょうか?今回は、詐欺ファンドを見分けるための4つのポイントや、ファンドの選び方を解説します。

1、ポイント1・投資商品の確認

 

詐欺ファンドを見分けるために、投資商品を確認しましょう。投資対象が不動産や株などの金融商品でないなら、注意が必要です。

例えば、温泉や音楽の著作権など権利が投資対象になっている場合や、仮想通貨などの流行りものを対象にしているケースがあります。

新しいものや珍しいものは、「まだやっている人が少ないから儲かるチャンス」と宣伝されることがありますが、過去の実績を調べることはできず、成功する保証はありません。

具体的な内容や実態を正確につかめないケースも多いでしょう。

 

特に、自分がよく知らない分野には手を出さないのが安全です。

知らない言葉を使っていろいろと説明され、「よくわからないけどなんとなく儲かりそう」と感じるなら、注意したほうがよいでしょう。

知識がなければ、資金が正しく運用されていなくても気づけないからです。

電力販売や牧場運営などのビジネスへの投資も、素人には向いていません。

事業出資の勧誘を受けたら、なぜ銀行の融資を受けないのかを確認するとよいでしょう。

わからないことは、しっかり質問してください。

 

未公開株にも注意が必要です。未公開株とはまだ上場していない株ですが、「上場が決まれば高く売れる」と勧誘されるかもしれません。

しかし、証券会社で扱っていないなら、詐欺の可能性が高いでしょう。また、たとえ合法でも、未公開株は売るのが難しく、リスクが高いことを覚えておきましょう。投資をする際には、すぐに商品を換金できるかを確認しておくことも大切です。

2、ポイント2・投資戦略

 

多くの人が投資をする際に気にするのは、「どれほど儲けがでるか」かもしれません。

しかし、利回りの良さばかりを重視するのは危険です。特に、元本保証や定額配当を売りにしているケースは、破たんリスクが大きいため注意しましょう。

 

通常、投資の世界では、元本や年利を保証することはできません。

元本を保証してほしいなら、銀行に預けるとよいでしょう。

利回りやどれほどの最終利益を得られるかは、運用してみなければわかりませんし、良いときもあれば悪いときもあるものです。

 

当然、悪いときには資産評価額が目減りするでしょう。

しかし、毎月定額の配当を約束している場合、業者は運用成績が悪くても定額を支払い続けなければなりません。

隠蔽や借り入れなどでマイナス分を補い、無理やり運用を続けているなら、いずれは破たんする可能性が高いでしょう。

また、そもそも投資とは出資資金を運用し、利益を配当金などとして還元するものですが、出資金の運用自体を行わず、出資者への配当にあてている業者もいます。

 

新たな出資者がいるうちは配当を支払えるため、あたかも資金運用されているように見えますが、新規の投資者を獲得できず資金流入が止まれば、当然立ち行かなくなるでしょう。

これは、「ポンジ・スキーム」と呼ばれる、投資詐欺の代表的な手法の1つです。

かなり優秀な投資家でも、年率利回り20%以上を長期間維持することは至難の業でしょう。

10%でもかなり高い利率です。利回りが良いから詐欺、利回りが良くないから安心、とは言い切れませんが、利回りが異常に良い場合には特に注意しましょう。

たとえ、大手証券会社の商品であったり、合法的な方法で利回りを高めたりしている場合でも、「ハイリスク・ハイリターン」という原則を覚えておいてください。

さらに、投資には不確実性がつきものです。短期間で利益を得ようとするファンドではなく、中長期的な投資戦略を持つファンドを選ぶとよいでしょう。

3、ポイント3・運用の仕組み

 

運用の仕組みも、詐欺ファンドを見分けるポイントの1つです。信頼できる業者を選びましょう。

取引相手が証券会社を名乗っている場合には、金融商品取引業の登録を受けているかを確認してください。

金融庁ホームページで調査できます。日本証券業協会に加入しているかも確認しましょう。

金融機関に連絡する場合は、公式サイトや、金融庁や日本証券業協会のサイトなどに記載されている電話番号を使用してください。

 

運用資金の管理方法も確認しましょう。過去の実績やリスクをしっかり説明しているか、運用状況をどのように確認できるかも調べてください。

通常、「カストディアン」と呼ばれる信託銀行が、株式や債券などの証券の保管、配当金の受領などを担当します。

第三者機関が関わることで、運用が監視され、たとえ運用成績が悪くなっても、業者は隠蔽したり資産を持ち逃げしたりできません。

ただし、第三者機関があるように見せかけて、実質の運用は異なる場合もあります。第三者機関に投資家が直接確認できるかまで確認しましょう。

 

公的機関が直接投資の勧誘を行ったり、民間業者に勧誘を委託したりすることはありません。

取引先が大手金融機関ではない場合や第三者機関の監査が行われていない場合、また、投資資金を直接業者に預ける場合には注意が必要です。

4、ポイント4・勧誘方法

 

友人・知人の紹介や電話勧誘などに注意しましょう。

パンフレットが送られてきたり、投資セミナーなどで紹介されたりするかもしれません。

そもそも、セミナー自体がある特定のファンドへの勧誘を目的に開催されているケースもあります。

 

「信頼している人だから」とか「専門家みたいだから」といった感情に流されないようにしましょう。

「有名人も多く投資している」という宣伝や、派手な宣伝も要注意です。自分でしっかり調査をし、納得して投資先を決めましょう

他の人を紹介すると紹介料がもらえるシステムを持っている業者もいます。

しかし、「ネズミ講」の場合には、大切な人たちを巻き込んでしまうことにもなりかねません。

慎重に考慮してください。投資詐欺の中には、最初のうちはしっかり配当金を払ったり解約ができたりして、信頼できる業者・商品に見せかけているケースもあることを覚えておきましょう。

 

「期間限定」や「先着〇名様限り」などのうたい文句にも注意が必要です。

その場で契約を迫ったり、強引に勧誘したりする場合は詐欺である可能性が高いでしょう。

通常、詐欺師は冷静に考えたり家族に相談したりする時間をくれません。

詐欺であることを見破られたくないからです。焦って判断を誤り大損するよりは、確実に儲かるチャンスを待つ方がよいでしょう。

5、詐欺ファンドをしっかり見分けて、安全に資産を増やそう

 

上記の項目で1つでも気になる点があるなら、慎重に、焦らず、しっかり調査をしてください。

目先の利益に惑わされず、投資内容や投資戦略、運用の仕組みやリスクを前もって確認することが大切です。

 

不安な場合には、家族や専門家などの第三者に相談したり、金融サービス利用者相談室に問い合わせたりするのもよいでしょう。

投資にリスクはつきものとはいえ、避けられるリスクもあります。詐欺ファンドを見分けて、大切な自分の資産は自分でしっかり守りましょう。

investor X 編集部

将来を豊かに過ごすために、自己資金の資産運用が必ず必要になります。
そこで、今有望な投資先として注目のヘッジファンドやアクティビストファンドについてもわかりやすく、みなさんの疑問にお答えしていきます。
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