ヘッジファンドETF「GURU」とは?メリットとデメリットと投資方法

ファンド投資

2018-9-2

ヘッジファンドETF「GURU」というものをご存知ですか。

ETFとは「上場投資信託」のことをいいますが、その特徴を活かしながらも、優秀なヘッジファンドが選んだ銘柄を購入できる方法です。

これから、ヘッジファンドETF「GURU」の特徴やメリット・デメリットなどを説明しますので、参考にしてみてください。

1、ETFとはどのようなもの?

 

ETFとは、東証株価指数や日経平均株価など特定指数の動きに連動して運用成果を目指している、投資信託方法です。

金融商品取引所で取引できます。

 

ETFは「上場投資信託」という意味で「Exchange Traded Fund」を略したものです。

連動指数は、株式以外にも債権やリート・通貨などもあります。

 

ETFの特徴は、値動きが分かりやすく、いつでも売買できることです。

指数の動きに連動して運用するので、基準価額をベースにした指数の動きを見て、市場への影響も予測できます。

 

日経株価平均などはテレビや新聞・証券会社などで最新の値動きを確認できることから、それに沿った取引ができるでしょう。

また、取引所で取引している間なら、いつでも売買可能です。

非上場投資信託の場合、1日1回しか取引できません。

また、基準価額もその日の終わりに算出されるので、次の日に出た価格での購入になります。

 

つまり、投資をする時に、明確な金額を把握せずに取引することになるでしょう。

一方でETFはリアルタイムで売買できるので、金額を把握してから取引ができます。

2、「GURU」と呼ばれるETFとは?

 

ETFはアメリカの資産運用で、よく取り入れられている方法です。

その中で、超一流のヘッジファンドと同じ銘柄へ投資できる「GURU」というETFが注目されています。

 

「GURU」の正式名称は「Global X Guru Index ETF」です。

「グローバルXマネジメント」というETFの開発や運用をしている会社によって運営されています。

 

アメリカにあるヘッジファンドの数は、数千以上です。

数千以上のヘッジファンドの中から、条件に適した約60社が優秀ヘッジファンドとして選ばれ、そこが保有する株式銘柄を取り入れたETFになります。

 

つまり、ETFのメリットなどを活かしながら、優秀なヘッジファンドが保有している銘柄と同じものを購入できるのです。

ヘッジファンドとは資産運用会社のことで、投資などの専門家が投資家から高額を集めて運用をしています。

高い利回りが期待できる商品を集め、絶対的利益を追求していることが特徴です。

最低100万円が必要で、1000万円単位の投資をしています。

 

ヘッジファンドは資産運用が成功した時に投資家から集める報酬金で運営している会社です。

つまり、収益が見込める銘柄を厳選し、高い利回りが期待できる商品に投資しています。

高額の資産運用になるので、投資家にも大きなリターンがある方法です。

 

「GURU」では、ETFを通じて実際にヘッジファンドが投資している、高利回りの銘柄が買えます。

「GURU」が優秀なヘッジファンドとして選ぶ約60社は、「運用資産が約5億ドル(約540億円)以上」「保有銘柄の回転率は年で約50%以下」「最大保有銘柄には全体資産額の約4.8%以上を投資」が条件です。

回転率とは売買頻度のことを示していて、相場が大きい動きをすると回転率も高くなります。

最大保有銘柄とは、最も多い資金を投資している銘柄のことです。

 

アメリカのヘッジファンドでは、証券取引委員会に保有している銘柄を報告しています。

証券取引委員会のホームページ上で保有銘柄などの情報を掲載しているため、「GURU」はヘッジファンドがどの銘柄に投資しているのか、把握できるでしょう。

その情報を参考にして、高い利回りが期待できる商品に投資しています。

 

「GURU」は、海外のETFです。

よって、海外の証券が購入できる証券会社で口座を開設することが必要になります。

口座を開設すれば、「GURU」の購入ができるでしょう。

3、ヘッジファンドETF「GURU」のメリットとは?

 

ヘッジファンドETF「GURU」のメリットは「ヘッジファンドと同じ投資ができる」「コストは低めに抑えられる」「取引しやすい」です。

ヘッジファンドが厳選している銘柄に投資できることは、最大のメリットになります。

 

優秀なヘッジファンドマネージャーが選んでいる銘柄なので、失敗するリスクは少なくなるでしょう。

自分で調べて海外銘柄を購入する時には、その情報を調べる手間などが掛かります。

 

また、予想が外れて損失を出してしまうリスクも高いです。

ヘッジファンドが選んでいる銘柄ということが分かれば、安心して投資することができます。

 

つまり、調査をする時間や手間を省けるだけでなく、成功率が高そうな銘柄を選べるでしょう。

利回りや成功率が高い銘柄が多いので、利益を得やすく効率的な資産運用が実現できます。

通常のヘッジファンドを利用するよりも、低コストでの投資ができることもメリットです。

 

ヘッジファンドでは、リターンが大きい代わりに手数料や最低投資額の設定が高くなっています。

成功した時の報酬金は、最初に目標金額を決定することからです。

目標金額を上回った約20%~30%を報酬金として支払います。

 

報酬金はヘッジファンドが運営していくためには必要な資金なので、高めに設定されているのです。

最低投資額も100万円~1000万円以上と高く、保有資産が多くないと始められません。

 

一方で、ヘッジファンドETFは最低投資金額が数万円からです。

手数料も少なく、少額からでも始められるのはメリットでしょう。

通常のヘッジファンドに比べて、取引しやすいという特徴もあります。

 

通常のヘッジファンドの場合、証券会社の委託もしくは直接ヘッジファンドと交渉して、取引するでしょう。

契約期間も決まっていて、解約する時には1ヶ月以上前に伝えるなどの決まりがあります。

一方で、ヘッジファンドETFは契約期間の決まりがなく、好きなタイミングで売買することができるでしょう。

4、ヘッジファンドETF「GURU」のデメリットとは?

 

ヘッジファンドETF「GURU」のデメリットは、「手数料は割高」「リターンは高くない」です。

 

ヘッジファンドETFの手数料は、通常のヘッジファンドに比べた時は低くなります。

しかし、一般的なETFに比べると手数料は割高です。

一般的なETFの運用手数料は、約0.55%といわれています。

ヘッジファンドETF「GURU」の運用手数料は約0.75%なので、高い手数料を支払うことになるでしょう。

 

リターンも通常のヘッジファンドに比べると、高くありません。

最低投資額が少ない分、期待できるリターンも少なくなるのです。

ヘッジファンドETFは優秀な銘柄に投資することはできますが、手数料やリターンを踏まえると、コストパフォーマンスが悪くなる場合もあります。

 

5、ヘッジファンドETFは、何故注目されている?

 

ヘッジファンドETFが注目されている理由は、「低コスト」だからです。

投資信託の運用方法には、「パッシブ運用」と「アクティブ運用」があります。

パッシブ運用とは指数と連動するような成績を求めることで、アクティブ運用は市場全体を上回るようなリターンを求めることです。

 

アクティブ運用はスキルが求められ、コストも高くなります。

一方でパッシブ運用なら指数と連動させるだけなので、低コストかつ低スキルでも可能です。

よって、パッシブ運用であるETFは低コストで運用できることから注目されています。

6、効率よく投資するためには、ヘッジファンドETFを検討しよう!

 

ヘッジファンドETF「GURU」は、ETFの特徴やメリットを活かしながらも、ヘッジファンドが運用する銘柄が購入できる画期的な方法です。

 

効率よく資産運用をしたい時には、いい方法と言えるでしょう。

しかし、ヘッジファンドETF「GURU」は優秀銘柄の購入や通常のヘッジファンドよりも低コストというメリットはありますが、通常のETFと比べた時に手数料が高いなどのデメリットもあります。

つまり、これらを理解することが大切でしょう。

これを参考に、ヘッジファンドETF「GURU」を検討してみてください。

investor X 編集部

将来を豊かに過ごすために、自己資金の資産運用が必ず必要になります。
そこで、今有望な投資先として注目のヘッジファンドやアクティビストファンドについてもわかりやすく、みなさんの疑問にお答えしていきます。
あなたにピッタリの投資方法探しのお手伝いができましたら幸いです。

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