ヘッジファンドに資産を預ける方法と購入方法のポイント3つ

ファンド投資

2018-9-14

一般的な投資信託の場合は、誰でも投資をおこなうことができる公募投信という形態になっていますが、今回ご紹介するヘッジファンドは富裕層など、限られた人しか出資をすることができない私募ファンドのことを指しています。

 

ヘッジファンドのヘッジは、英語で「hedge」と書き、「避ける」という意味を持っています。つまり、ヘッジファンドでは、あらゆる取引手法を駆使して資産運用をおこない、資産運用に際してのリスクを可能な限り軽減させつつ、利益を追求しているということができるでしょう。

 

ここでは、そんなヘッジファンドに資産を預ける方法と購入方法のポイントを3つご紹介していきます。

ヘッジファンドに興味のある方は是非参考にしてみて下さい。

 

1、どのような手順でヘッジファンドに資産を預けるのか。

 

ヘッジファンドに資産を預ける場合には、まず、投資先となるヘッジファンドを見つけるという作業をおこなわなくてはいけません。

誰でも投資ができる公募型ファンドの場合は、インターネットなどで検索をすれば数多く見付けることができますが、私募ファンドであるヘッジファンドは公募型ファンドのように簡単に見つけることは困難です。

 

有名で規模も大きいようなヘッジファンドは、出資しなくてはいけない金額も高く、なかなか投資できないという可能性もあるでしょう。

また、詐欺ファンドとも言われる怪しいファンドも中には存在しているので、安全性の高いファンドを見つけるように気を付けなくてはいけません。

優良のヘッジファンドを見つけるための方法としてはいくつかありますが、先ずは、ヘッジファンド事情をよく知っている資産家や金融関係者と知り合いになるというやり方を挙げることができます。

 

実際にヘッジファンドを利用している方であれば、そのファンドの詳しい情報を聞くことができるでしょう。

場合によっては担当者を紹介してもらえることもあるかもしれません。

また、ヘッジファンドを利用している方とコンタクトを取ることが難しい場合には、自力でヘッジファンドを探しだし、問い合わせをするなどして、そのヘッジファンドの情報を集めていくのも良いでしょう。

 

時間と労力がかかってしまうという面はありますが、より納得できる、自分に合ったヘッジファンドを見つけることができる可能性も高まります。

このような方法で、いくつかのヘッジファンド候補が見つかった後は、どのヘッジファンドを利用するのか、じっくり見極めます。

 

独立系のヘッジファンドの場合はサイトに詳しい情報を載せていないことも多いので、実際に担当者に会って話を聞く方が良いでしょう。

納得のいくヘッジファンドを見つけることができたら、契約を結び、資産を預ける手続きをおこなって終了です。

契約の手続きに関してはそれぞれの会社によって異なります。あとはファンドからのレポートを確認しつつ、運用成績を見守ることになります。

 

2、購入方法のポイントその1

 

購入方法1つ目としては、証券会社で販売されているヘッジファンド型の投資信託を購入するという方法があります。

証券会社に行けば取り扱っているヘッジファンド型の投資信託を紹介してもらうことができるので、自分でいろいろ調べるのは大変そうだけどヘッジファンドを利用したいという方には向いています。

このような場合、運用の方法が2種類分かれていることがあります。

1つ目はヘッジファンドマネージャーではなく、券会社のファンドマネージャーが投資手法のみ、ヘッジファンドの運用手法を真似して運用をおこなっているというケースです。

 

市場環境によらず、さまざまな分野で利益追求をおこなうというヘッジファンド本来の運用手法をとっているため、投資分野を選択する必要がないこと、また、利益を出した分に応じて手数料が変わるのではなく、預入残高に対して手数料が徴収されるというシステムのため、手数料を抑えることができるというメリットもあります。

 

一方で、プロのヘッジファンドマネージャーが運用をおこなうよりも利回りが低くなってしまうことから、同様の結果を出すことは難しいというデメリットがあります。

もう1つの方法としては、ヘッジファンドが日本の投資信託の形にして日本の証券会社が販売するというケースです。

これは、ヘッジファンドが運用をおこなうため、高い利益が出ることが期待できる点がメリットと言えるでしょう。

しかし、証券会社を通してヘッジファンドに投資することになるので、ヘッジファンドへの手数料と証券会社への手数料の両方を支払う必要があるという点がデメリットとしてあります。

 

3、購入方法のポイントその2

 

購入方法2つ目はプライベートバンクを通じてファンドを購入するという方法です。

大手の外資系金融企業は有名で規模も大きいヘッジファンドとのコネクションもあることが多いため、自分で調べることが出来なくても、そのような有名ファンドに資産運用を任せることができるところがメリットとして挙げられます。

 

一方で、口座開設に伴う最低金額が数億円であることなど、簡単には利用することができない点がデメリットとしてあります。また、有名なファンドだからといって必ずしも運用成績が良いとは限りません。

規模が大きいヘッジファンドほど利益を出すのが困難になってきていると言われることもあるように、資産運用の成績はファンドの知名度や規模で決まるわけではないので勘違いしないように気を付けて下さい。

利用したい場合は、自分で運用成績を確認するなどして、信頼できるヘッジファンドかどうかを見極める必要があるでしょう。

 

4、購入方法のポイントその3

購入方法3つ目としてご紹介するのは、証券会社や金融企業から紹介してもらうヘッジファンドをそれらの企業を介して利用するのではなく、ヘッジファンドから直接購入するという方法です。

直接購入すれば、プロのヘッジファンドマネージャーの資産運用に任せることができます。

 

また、仲介する企業もないため、手数料もヘッジファンドに支払うだけで良く、費用を抑えることが可能になります。

直接購入する場合は、気になるヘッジファンドの担当者に会って、運用手法やこれまでの運用実績、今後の見通しなど、気になる点を聞いた上で納得してお金を預ける方が良いでしょう。

 

5、押さえるべきポイントを理解してヘッジファンドを始めよう。

 

ヘッジファンドは簡単には見付けることが出来なかったり、口座開設のための最低金額が高額であったりと、手軽におこなうことはできません。

しかし、あらゆるリスクを可能な限り避けつつ利益を追求する投資のやり方をおこなっているため、大きな利益が期待できるというメリットがあります。

 

ちなみに、ヘッジファンドには、海外のヘッジファンドのほかに、国内発祥のヘッジファンドもあります。

国内発祥のヘッジファンドは、海外で有名なヘッジファンドと変わらないくらいのレベルの資産運用をおこなうことができるだけでなく、安定性の面から見ると、海外のヘッジファンドよりも上回っているところもあります。

 

なお、海外のヘッジファンドでは、50%にもなる高い利益を出すこともある一方で、マイナス20%~マイナス30%という運用結果になってしまうリスクもあるので、どのヘッジファンドが良いかは慎重に決めましょう。

 

余剰資産を利用して投資をおこなうのではなく、長期的な資産形成を目指していこうと考えている方は、大きな利益を出すことばかりに着眼するのではなく、10%程度の収益でも安定して出してくれそうなヘッジファンドを利用することで着実に資産を増やすという方法を考えるのも良いでしょう。

これからヘッジファンドを利用してみたいと思っている方は是非、ここで紹介した購入手順やポイントを参考にしつつ、納得のいく資産運用をおこなって下さい。

 

investor X 編集部

将来を豊かに過ごすために、自己資金の資産運用が必ず必要になります。
そこで、今有望な投資先として注目のヘッジファンドやアクティビストファンドについてもわかりやすく、みなさんの疑問にお答えしていきます。
あなたにピッタリの投資方法探しのお手伝いができましたら幸いです。

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