ヘッジファンドマネージャーってどんな仕事か?報酬体制のポイント

ファンド投資

2018-8-18

ヘッジファンドマネージャーがどのような仕事をしているかご存知ですか。

平均年収が高く、注目されている仕事です。

これから、ヘッジファンドマネージャーの仕事内容についてご紹介します。

また、ヘッジファンドマネージャーになるためには、どのようなことが必要なのでしょうか。それらについてもご紹介しますので、参考にしてみてください。

1、ヘッジファンドマネージャーとは?

 

ヘッジファンドマネージャーとは、高額な資産運用をする会社であるヘッジファンドで、実際に資産運用業務をしている人のことです。

投資家から資金を預かり、高い利回りが期待できる商品に投資しています。

優秀銘柄の厳選をしてから投資し、絶対的利益を追求するために研究していることが特徴です。

 

ヘッジファンドはタックスヘイブンと呼ばれる租税回避地に拠点を置く傾向があります。タックスヘイブンとは課税優遇地域のことで、シンガポールやドバイなどです。

日本は税制面で厳しいため、ヘッジファンドが日本に拠点を置いてもメリットがありません。

日本に拠点を置いているヘッジファンドは少ないため、日本人ヘッジファンドマネージャーも少なめです。

2、ヘッジファンドマネージャーの行う仕事内容とは?

 

ヘッジファンドマネージャーの主な仕事は、投資家から預かった資産を運用することです。出勤をした後には、「朝会」などの会議で前日相場や当日相場の動向予想などを議論します。アナリストと行うミーティングも重要です。

 

アナリストとは、銘柄や相場などの分析をする人で、分析を専門にして働いています。

その後、購入銘柄の動向チェックや選定です。

その他にも、ミーティングや事務処理などもしています。

 

ヘッジファンドマネージャーの1日は、相場の動向チェックとミーティングが主な仕事内容になるでしょう。

担当している投資家や新規の投資家・アナリスト・その他のヘッジファンドマネージャーなどとミーティングを繰り返し、資産運用の利益が出るための情報交換や共有をしています。

 

基本的には自分で調査や分析をして、独自で資産運用をして収益を出さないといけません。アナリストからの情報を参考にして、独自の見解などを踏まえたポートフォリオの作成も必要になります。

 

独自の見解次第で大きな利益を出せるので、データ分析も重要な仕事でしょう。

ハイリスクでハイリターンの方針でいくのか、リスクが少ないものを選択するのかで、利益は異なってきます。

 

また、成長株に投資していく場合と割安株を購入して成長を期待する方法などさまざまでしょう。

ヘッジファンドマネージャーは市場動向や今後の動きを予測し、利益の出そうな銘柄選別や方針の決定もしています。

3、平均年収が高いのは「成功報酬」があるから!

 

ヘッジファンドマネージャーの平均年収が高いのは、ヘッジファンドの仕組みに「成功報酬」があるからです。

ヘッジファンドマネージャーになると、平均年収は数億円といわれています。

ヘッジファンドの規模や経験年数・成績によっても変わりますが、ほとんどのヘッジファンドマネージャーの平均年収は億を超えている場合が多いです。

 

ヘッジファンドマネージャーは「基本給」「成功報酬」を給与としてもらっています。

基本給も数千万円と高めですが、資産運用が成功すると加算される報酬が高額です。

投資家から預かった資産を運用して利益を出す責務があるので、大きな利益を出した時は成功報酬がもらえます。

 

成功報酬のレートは会社によって異なりますが、プラスになった利益の数%~数十%が報酬になるでしょう。

例えば、10%の成功報酬がある会社で利益を10億円出した時は、ヘッジファンドマネージャーに1億円の成功報酬が支払われます。

ヘッジファンドでは、利益が見込める商品を選択しているだけでなく投資額も大きいので、その分の成功報酬は高くなるのです。

4、ヘッジファンドマネージャーになるためには?

 

 

ヘッジファンドマネージャーになるには、今までの実績が必要です。

一般的には、ヘッジファンドマネージャーはヘッドハンティングで採用されます。

よって、資産運用に関する知識があるだけでなく、今までの実績がないと評価されません。

 

投資信託銀行で働き、投資に関する知識と経験を身に付けていくと良いでしょう。

投資顧問会社で働くのも手段です。投資顧問会社では、有価証券などの投資に関する判断を、専門的にアドバイスしています。

また、投資家に一任され資産運用をすることも可能です。

 

多くのヘッジファンドマネージャーは、証券アナリストを経験してからステップアップしています。

日本の証券アナリストの資格や、CFAと呼ばれる米国証券アナリストの資格を取得していると良いでしょう。

また、ある程度の学歴や語学力・データ分析力が求められます。

一般的に、投資をする金融機関へ就職するためには、大学卒業などの学歴が必要です。

 

ヘッジファンドは海外に拠点を置いていることが多いので、外国語を話せるスキルも必要です。

ヘッジファンドの投資家はさまざまな国の人がいるので、基本的な会話ができるだけでなく、ビジネス用語の習得や投資家に説明できる語学力も求められます。

 

また、データの分析ができることも重要な条件です。ヘッジファンドマネージャーはミーティングなどで情報交換や共有をしますが、基本的には自己判断で資産運用をしていきます。よって、膨大なデータを分析して、予測をするスキルがいるでしょう。

さらに、実績だけでなく覚悟も必要です。

ヘッジファンドマネージャーは、投資家の資産を増やすという成果を出さないといけません。

投資家は高額を預けているだけでなく、高い手数料も支払っています。

 

つまり、ヘッジファンドマネージャーを信頼して運用を任せているので、失敗はできません。

ヘッジファンドが会社を運営していくためにも、ヘッジファンドマネージャーの成果は重要です。

ヘッジファンドを運営するための収入源は手数料と運用報酬になります。

手数料は、運用のために預けた資産残高総数の約2%、運用報酬は目標額よりもプラスになった利益の約15%~20%です。これらを資金にして、会社の運営をしています。

 

よって、ヘッジファンドマネージャーが成果を出さないと、会社を運営していくことができないでしょう。

利益を出せないヘッジファンドマネージャーの場合、解雇になってしまうこともあります。

5、ヘッジファンドマネージャーの適正がある人とは?

 

ヘッジファンドマネージャーの適正がある人とは、冷静に判断できる人です。

大きな金額を資産運用しているので、どのような状況になっても冷静な判断をしなければなりません。

相場の急落が予想される時は、早めに投資商品を売却する損切りが必要になります。

この判断基準や売却タイミングを誤ると、損失は大きくなってしまうでしょう。

 

客観的に分析して、冷静に最善な方法を選べる人は適正がある人です。また、結果に責任が持てる人も向いています。

ヘッジファンドは大きい利益が見込める商品に投資しますが、基本的にはヘッジファンドマネージャーの自己判断です。損失を出さないためにも責任感が強く、失敗しないための分析を十分に行える人が適しています。

6、ヘッジファンドマネージャーは実績と覚悟が必要!

 

ヘッジファンドマネージャーは、投資家の資産を預かって運用する仕事なので、実績と覚悟が必要です。

ヘッジファンドでは高額を取り扱っているため、責任が大きくなるでしょう。

今までの経験や実績は大切で、利益を出せる人が優秀なヘッジファンドマネージャーです。

 

ヘッジファンドマネージャーは成功報酬があるので、平均年収は高くなります。

仕事内容は相場の動向チェックやミーティングが多く、語学力や分析力が必要です。

これを参考に、ヘッジファンドマネージャーについて、理解してみてください。

investor X 編集部

将来を豊かに過ごすために、自己資金の資産運用が必ず必要になります。
そこで、今有望な投資先として注目のヘッジファンドやアクティビストファンドについてもわかりやすく、みなさんの疑問にお答えしていきます。
あなたにピッタリの投資方法探しのお手伝いができましたら幸いです。

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