日経平均に連動するETFとは?投資信託と違いを比較

その他の投資

2018-7-26

ETFがどのような商品かご存知ですか。

ETFは日経平均に連動するものであり、少ない投資額からも始められます。

よって、取り組みやすい資産運用の一つなのです。

 

そこで、ETFの特徴や海外株式連動型のETFについてご紹介します。

また、メリットや注意点、ETFと投資信託の違いについてもご説明しますので、お読みください。

1、ETFとはどのようなものか?

 

ETFとは「Exchange Traded Funds」の略語で、上場投資信託と呼ばれています。

東証株価指数や日経平均株価の動きに連動するもので、東証証券取引所などで上場している投資信託なのです。

連動するものは株式だけでなく債券やREIT、通貨の指数も関係しています。

 

取引時間内であれば、株と同じように相場をみながら売買できるため、投資信託と株の特徴を合わせた商品ともいえるでしょう。

ETFの種類として国内ETFと海外ETFに分けられます。

国内ETFは、国内の指標を使った設定で、東証株価指数などと連動したものです。

海外ETFは海外の指標を参考にしていて、アメリカナスダック100や香港ハイセンなどと連動しています。

 

ETFは「発行市場・流通市場」の2つを持っていることが特徴です。

発行市場で指定参加者とETFの運用会社が、受益権の設定や交換をして、発行済み受益権口数が決まります。

その発行されたものを流通市場である取引所で売買するのです。

 

発行市場をプライマリ市場、流通市場をセカンダリー市場とも良います。

指定参加者と設定や交換の際に使う基準価格を利用し、売買の値段が決まるのです。

 

ETFを使う資産運用の中で、海外株式連動型のETFというのがあります。

これは、「資本主義は膨らむ」という考えがあるからです。

経済のシステムはバブル崩壊などがあっても、膨張しています。

 

そこで、アジアやアフリカなどのこれから発展しそうな国に投資をするのです。

特に積み立て式の商品が注目され、10年など長い期間で投資すると、高確率で値上がりが期待できるといわれています。

2、ETFのメリットとは?

 

ETFのメリットは「費用が安い」ことです。

一般的な投資信託では、買い付けをするのに販売手数料が掛かります。

しかし、ETFは株式委託手数料にて売買できるのです。

国内ETFなら国内株式、海外ETFなら外国株式と同じ手数料で取引できます。

また、運用管理費である信託報酬は純資産総額の約0.1~1.0%ほどなので、他の投資信託よりも低いのです。

信託報酬は保有している期間に継続して掛かるコストで、信託財産より自動的に引かれます。

年率が低いとその分だけ支払う金額も少なくなるのです。

「少額からでも始められる」のもメリットになるでしょう。

 

銘柄ごとで売買単位は決まっていますが、数千円から取引できる銘柄もあります。

通常は1万円程度の用意があれば、簡単に始めることができるのです。

資産運用をするには、値下がりや投資先が倒産などのリスクを伴います。

しかし、少額からでも始めることができれば、損をするなどのリスクを減らすこともできるのです。

よって、投資初心者から本格的に資産運用している人にまで、幅広く利用できる商品でしょう。

 

「取引所に上場していて、リアルタイムで確認や売買ができる」のもメリットになります。

取引時間内なら、スマートフォンやパソコンなどから銘柄確認ができるのです。

投資信託は非上場になるので、買い付けをする時に価格は分かりません。

次の営業日に買い付け価格が判明します。

それに比べて、リアルタイムで価格が分かるので安心して取引できるのです。

 

投資信託の売買は1日1回ですが、ETFはリアルタイムで売買できます。

相場の動きを見ながら売買できるため、リスクは減るでしょう。

これらのメリットを踏まえると、「企業の信用リスクを負わない」「投資に掛ける時間が少ない」「長期投資ができる」「短期の値動きに惑わされない」などの利点もあります。

リアルタイムで確認できるため、すぐに売買が可能です。

 

株式になると企業の信用問題で影響がでることもありますが、ETFは信用リスクを負うことはないのです。

ETFは他の投資に比べて銘柄数が少ないので、投資先で悩む時間なども少なくなるでしょう。

リサーチに掛ける時間や投資先を検討する時間が少ないのは、メリットになります。

 

長期投資としても、リスクが少なく安心です。

ETFはストップ安やストップ高のように大きな値動きはありません。

短期の値動きはないので、損をするかもしれないと常に心配しなくても良いのです。

3、ETFの注意点とは?

 

ETFには「価格変動のリスク」「発行体リスク」「流動性リスク」などもあるので注意しましょう。

ETFは株式などの値動きに関連します。

大幅な値下がりはしないはずですが、基準価格は変動するのです。

また、元本が保証されているとは限りません。

 

ETFの価格は市場の需給などと関連して変動するので、基準価格と売買価格が一致しない場合もあるでしょう。

発行体リスクとは、発行者の経営や財政状況などで基準価格が変動することです。

流動性リスクとは、市場の需給状況で、予想した価格で取引できないことを良います。

もし、証券取引所が決める上場廃止基準になってしまうと、上場廃止になることもあるのです。

 

さらに、配当金を自動的に再投資することはできません。

投資信託は分配金を受け取るもしくは自動的な再投資のシステムがあります。

しかし、ETFは自動的に再投資できないので、分配金を使って再投資を考えている場合は手間になるのです。

分配金は課税対象になっています。

非課税にしたい場合はNISAなど他の運用方法を検討しなくてはなりません。

4、ETFと投資信託の違いを知ろう!

ETFの運用方法はパッシブ運用になるため、投資信託のインデックスファンドと似ているでしょう。

しかし、ETFは上場で、投資信託は非上場になります。

よって、投資家が取得する方法が異なるのです。

 

ETFなら取引所の時間内であれば、リアルタイムで相場の確認や売買ができます。

投資信託は1日1回算出された基準価格で売買するので、購入時にはっきりとした価格がわからないのです。

次の営業日に予想していた価格と違っていても、売買数の変更やキャンセルはできません。

ETFは証券会社を通じて市場で注文をします。

 

投資信託の場合は、ファンドごとに販売会社があり、基準価格を参考にして購入金額を決めるのです。

売買に掛かるコストにも違いがあります。

ETFは、売買する費用として証券会社に合わせた売買委託手数料を支払うでしょう。

投資信託では取得時に販売会社によって異なる販売手数料が掛かり、売却時には換金手数料や信託財産留保額が必要になることもあるのです。

 

ETFの分配金は課税対象で、元本払戻金などの特別分配金はありません。

投資信託の分配金も課税対象ですが、元本払戻金の特別分配金が支給されることもあります。

5、ETFでリスクの少ない資産運用をしよう!

 

ETFは少額から始めることができ、リアルタイムで確認しながら売買も可能です。

長期投資や分散投資もできるため、リスクの少ない投資方法といえるでしょう。

しかし、ETFの特徴やメリット・注意点などをよく理解してから始めなくてはなりません。

 

投資初心者から本格的に資産運用している人まで取り扱いやすい商品ですが、リスクのことも考えないといけないのです。

また、海外株式連動型のETFを検討するのも良いかもしれません。

資産運用をする前にはリサーチをして、現状に合った無理のない方法を選びましょう。

investor X 編集部

将来を豊かに過ごすために、自己資金の資産運用が必ず必要になります。
そこで、今有望な投資先として注目のヘッジファンドやアクティビストファンドについてもわかりやすく、みなさんの疑問にお答えしていきます。
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