• ホーム
  • 株式
  • バリュー株投資のメリットとバリュー株投資手法は?個人かプロにお任せするべきか?

バリュー株投資のメリットとバリュー株投資手法は?個人かプロにお任せするべきか?

株式

2018-10-2

株式投資の分析の方法として、一般的なものにファンダメンタルズ分析があります。

ファンダメンタルズ分析では株の本来の価値を確認することで、マーケットの株価と本来の価値の差を見つけ出すことができます。

 

このような分析をもとに投資する時には、バリュー投資という方法が有効です。

本来バリュー投資は低PBR株や低PER株に投資することを指し、そのような割安株をマーケットで見つけることに主眼を置いている投資方法になります。

株が持っている価値は色々な指標で判断することができますが、本格的なバリュー投資では現金資産を主な指標としています。

純粋な現金資産が株価の価値を上回っているものを見つけて、値上がりするまで待つというのがこのバリュー投資の基本スタイルです。このようなバリュー投資について、ここでは解説していきます。

 

1、バリュー投資のメリットは純粋な現金資産を持っている点

 

バリュー投資のメリットとしては、純粋な現金資産が企業に残っていることが挙げられます。

仮に企業が解散することになったとしても、現金を株主は回収できます。

現金資産が株価の価値を上回っているのであれば、解散しても投資金額以上のお金が戻ってくることになるでしょう。

 

バリュー投資ではそのような理由から、現金資産が株価を下回らない限りは安心して持っていられるのです。

また、株価が現金資産と同じになるまで、値上がりを待つこともできるでしょう。

現金資産という担保があるために、持ち続けるリスクは少なくてすみます。

マーケットではその企業に現金資産があると分かれば、株価は戻る方向に動く確率が高いです。

 

不人気な株であっても、現金資産を目当てに投資が集中して株価上昇の要因になります。

他に純粋な現金資産を持っている企業は、倒産するリスクが少ないというメリットもあります。

急に経営が傾いたとしても、現金がある限り壁を乗り越えられるでしょう。

現金資産は色々な使い道があると投資家は知っていますので、その現金資産を持っている企業を評価する傾向にあるのです。

 

2、不確実性が少ないこともメリット

 

純粋な現金資産を指標とするのであれば、不確実性が低くなるのがメリットです。

例えば、バリュー投資と対照的なグロース投資などは将来の成長などを加味して、あるべき株価を予想します。

その予想価格よりも株価が安ければ、投資する方法です。

 

しかし、この方法では成長という不確実な指標が大きなウェイトを占めることになります。

これに対して現金資産を指標とするバリュー投資は、現在持っている資産を評価基準にしています。

そのため、不確実性が少ないのです。現在の資産は今後減ったり増えたりすることはあっても、その時は動きません。

 

特に純粋な現金資産だけを基準にするバリュー投資では、在庫や売り上げなどを加味しないのです。

そのような基準ですので、最低限度の資産を算出することになります。

マイナスになるような不安な要素がほとんどないのが、このバリュー投資のメリットともいえるでしょう。

 

3、バリュー投資の手法方法として大事なのは徹底した調査

 

バリュー投資の投資手法としては、徹底した調査が必要不可欠です。

色々な企業を全て調べ上げて、投資できる企業を探します。この調査ではほとんど成果が上がらないことが多いです。

それほど簡単には見つからないのがバリュー株だからです。

 

バリュー株が見つからなけれが投資できませんので、徹底した調査を実行することが大事になります。

しかし、それは当たりを引くまでずっと同じことを繰り返す作業です。

しかも、その当たりは確実にあるとは限りません。

株価が下がらないと投資できるレベルの割安株にならないことが多いのです。また、メジャーなマーケットにだけあるとも限らないでしょう。

 

むしろ目が届きにくいマイナーなマーケットで取引されている可能性は否定できません。

全てのマーケットに調査の範囲を広げれば、見つかる可能性は高くなります。

しかし、成果が上がらずに同じこと繰り返す確率も低くはないです。

ただ、そのような努力がなければ、バリュー投資に相応しい株は見つからないでしょう。

 

4、バリュー株投資をする時には色々な指標を確認する

 

純粋な現金資産を指標とするバリュー投資であっても、他の指標を疎かにしていいわけではありません。

特に利益率を知るためのROAやROEは重要です。現金があっても利益を出していないのでは、倒産リスクを負うことになるでしょう。

現金資産をいくら持っているとしても、赤字を出し続けていけば、いつかは現金がなくなります。

 

利益を出す力があるかどうかを見極めてから、投資すると成功の確率が高くなるでしょう。

このように考えると、一つの指標に頼りすぎてしまうのは危険です。

 

バランスよく指標を確認していくことが大事になります。また、企業によっては指標の一部だけを見ると、割安株に見えない場合もあるでしょう。

それを全ての指標を確認することで、見抜くことが重要です。このような方法は有効ですので、積極的に活用するといいでしょう。

 

5、個人的にバリュー投資をするメリットと注意点

 

個人的にバリュー株投資をするメリットは、儲けを最大化にできる点です。

手数料を払ったり、成功報酬を払ったりする必要がないため、儲けを多く出すことができるのです。

また、投資する時期が早ければ、多額の利益を出すことも可能でしょう。

割安株を他人よりも先に見つけることができれば、底値で買うことができるからです。

 

ただし、個人でバリュー投資をするなら、手間と時間がかかる点には注意必要です。

見つけるまでは投資をすることができませんし、何よりも続けるためにはそれなりの覚悟を持つことが大切です。

他の注意点としては、株を買った後に現金資金が低下して株価を下回るときには、持っていることが危険なシグナルになる点でしょう。

 

浪費などで企業の現金が減少してしまうのであれば、売ってしまうことが重要です。

もう一つ注意することがあるとしたら、値上がりする時期がいつか分からない点でしょう。

値上がりはマーケットがいつその株に気付くかにかかっています。

何年も値上がりしないこともありえるのです。そのため、その期間も持ち続けられるだけの資金力が必要になります。

途中で手放してしまうと、結局は損をすることになるので注意をしておきましょう。

 

6、バリュー投資をするプロに任せることは有益

 

バリュー投資をするには、無数にある株式を調べあげることが必要です。

正確に調べあげることが大事で、一人の人間がこなすには限界があります。

それを代わりに行ってくれるのがプロです。投資のプロにはアシスタントの調査員がいて、割安株をいつも探しています。

それでも見つからないことがあるのは、それだけ見つけにくいからです。

 

プロはこのような作業を個人に代わってやってくれます。

他にプロに任せるのに有益な理由としては、時間を割く必要がない点です。

投資に関する全てを、行ってくれるでしょう。忙しい人にはオススメの投資方法になっています。

このように手間をかけずに、お金を増やせるという点ではプロに任せる方が有益です。

ただし、プロには報酬を支払う必要があるのです。成功報酬で支払うのであれば、上げた利益の数パーセントを支払うことになるでしょう。運用額が大きいために数パーセントでも巨額の金額になります。

 

7、バリュー投資のメリットや投資手法の締めとして

 

現金資産を指標とするバリュー投資は、株価以上の現金資産を持っている企業に投資する方法です。

メリットとしては、現金資産があるため不確実性が少ないという点です。

実際の現金資産があるので、解散したとしても現金資産の分は戻ってきます。

 

また、投資手法としては、徹底的に株式を調査することから始めることになります。

調査をして簡単に見つかるものでありませんが、探さなければ見つからないものです。

バリュー投資は始めることが大事で、調査を数多くこなしていけばいつかは割安株を見つけられるでしょう。

 

investor X 編集部

将来を豊かに過ごすために、自己資金の資産運用が必ず必要になります。
そこで、今有望な投資先として注目のヘッジファンドやアクティビストファンドについてもわかりやすく、みなさんの疑問にお答えしていきます。
あなたにピッタリの投資方法探しのお手伝いができましたら幸いです。

関連記事一覧